フコイダンとは何なのかがすぐにわかります

フコイダンとは褐藻類が持つ粘々した物質に含まれていて、1913年に発見されました。褐藻類は日本でも多く食べられている昆布やメカブ、モズクに含まれています。平安時代のころから、体にいいものとして海藻を食べる記述があり、今ではヌメリ成分が水溶性食物繊維の一種であり、フコイダンが硫酸化多糖類の仲間であることが知られています。酢の物にすると食物繊維が柔らかくなり、体に成分が吸収されやすくなることから、お酢と一緒に食することはとても効率的です。体にいいのは成分がどのように体内で働くからなのか、長年研究が続けられてきた過程で様々なことが分かっており、その結果として健康をサポートするサプリメントとして広く使われるようになっただけでなく、医療の分野でも用いられるようになっています。

研究されているがんの予防に利用する方法

がんに対する予防が期待できるのではないかと研究がはじめられたのは、免疫で重要なNK細胞やマクロファジーの研究が進んだことによるもので、食物繊維のフコイダンに免疫細胞が集まって成分を吸収、活性化することがわかってきました。免疫力が高まると、がん細胞が発生した時点でNK細胞が排除してくれるため、フコイダンとはがんに対す予防につながるのではないかと考えられています。医療機関では、がんが増殖するのを防ぐ役割も期待していて、すでにがんを患っている人がフコイダンを摂取したとき、がん細胞が新たな血管を作らなくなり、増殖せずにアポトーシスにつながることが分かってきているため、今後も研究を続けて実際にどこまで効果が得られるかを調べられているため、がん治療の多様性につながる可能性があります。

胃や肝臓の健康を助けすこやかに導く

胃や腸で悪さを働くことが知られているピロリ菌は、胃酸の中でも平気であることが分かっていますが、フコイダンの硫酸基に目がなく吸着します。食物繊維であるフコイダンは、胃から腸へと向かい、その後排出されますから胃の中からピロリ菌を減らすことが可能です。肝臓再生のために必要なHGFと呼ばれる肝細胞増殖因子は、フコイダンによる生産の促進が確認されているため、傷ついた部分の修復力が高まる期待が持て、肝機能の向上が期待できます。メリットが高いフコイダンとは、様々な可能性を秘めた成分であり、抗アレルギーや高血圧、コレステロールなどにも作用してくれるため、毎日食事から取り入れるようにしたりサプリメントを活用することで、体の不調改善を目指したい人に役立つ成分です。